音が鳴らなくなってしまったOvation Cerebrity CS257の修理が完了しました。
前回までの顛末はこちら。

修理 ― オベーション分解開始。そして新たなDIY用具登場。

さて、結局ピエゾピックアップはどれにしたんやって話ですが・・・

260円のものにしました(笑)

そして、ブリッジはGRAPHTECHのPQ-9276-C0。
前回、ヤマハのアコギに使ったサドルの別の型番の製品。

ノギスできっちり長さと幅を計って一番近かったこれを購入しました。

サドルは早くに届いてたんですが、ピエゾがどうやら中国からの直送でして10日かかりました。

なんのマニュアルもなし!素晴らしい(笑)
まずはオベーションのサドルの溝にハマるか、そしてジャックが刺さるかをチェック。
これはなんなくクリアしたので次はサドルを削る作業に。

水平に削ってるつもりが・・・・ねえ。難しいのよ手作業では。

あかん、これでは。まだまだ高い。
シャコシャコシャコ・・・・(削る音

今回はデジタルノギスがあったので、数値をきっちり確認しながら削れたのがよかった。

ピエゾピックアップは弦の乗る所が盛り上がってる形の物でした。
オベーションの純正はサドルと共に特殊な形状をしてましたが、こっちの方がなんとなくしっかりしてる印象がありますね。

で、シャコシャコタイムも1時間もすると微調整の時間帯に。

と、こんな感じで完成。
音もちゃんと鳴ってくれました。が、前のピエゾよりはかなり出力があるみたいで
ZOOM A3含めた音作りは全て見直しとなりそうです。
ま、サドルの材質から弦の当たり方まで全て変わったわけですからね・・・・
鳴ってくれればそれはどないでもなるって事で大問題ではなさそう。

もしこれが15000円するFISHMANなら音がエラく良くなったりするんだろうか?
なんにせよ汎用タイプのブリッジをそのまま使える様になったってだけでも
今後のメンテナンスが色々楽になるし、これは大きなメリットですかね。
FISHMANも「余裕があれば」試したり出来るわけですし(笑)

弦高も12フレット計測で6弦2.2mm、1弦2mmとソロギターにはうってつけの低さに。
ネックの反りも調節してかなり弾きやすくなりました。

まだまだこのオベーションには働いてもらわんとね。
コールクラークを買うまでは、ねw