ライブが終わってお客さんが帰ってから、お店で演奏したメンバーとウダウダ喋るのが大好きです。
長い事、顔を合わせて一緒に演奏しているのにも関わらず例えば「楽器始めたきっかけ」を知らなかったり、意外な好みの共通項があったりとか。

昨日は「インストのライブだとなかなかお客さんが集めにくくて」みたいなお話から、「YMOとかアレンジしたらなんかおもろいんちゃう」という話になりまして。

で、検索してみたらすでにもうそういうカバーアルバムが出ておりました。

Enora QuintetというユニットがYMOのカバーアルバムをリリースしているとか。
これはあの「ライディーン」のジャズアレンジ版。

なるほど、こういうアプローチもあるんやねって話をLINEで続きが出来るってよう考えたらすごいわね。

Youtube、ほんでメールなんぞない時代はもうその話から先に進まんかった事が多いですしね。
ジャケ買い、なんていうある意味の楽しいバクチも今ではもう過去のお話ですわな。
その身銭切るバクチで得た物も確かに多かったですけどもね(笑)

昨日、一緒に演奏したドラマーは1994年生まれの24歳。
「昨日はお疲れ様でした」とのLINEやりとりから始まって雑談開始。

「こんな感じのドラムが好きなんちゃうん?(動画URL)」
「そうですそうです!」

何気なくやってるけども、これまず曲名言うて「知らん」言われたら「今度持って行くわ」という手間がかかるんよなあ・・・・
で、それを持って帰って聞いて、その次に会った時に「どやった?」ってなってたわけですからテクノロジーの進化は、色んな手間を省いてくれてるんですよね。

そして、ドラマー相手なので話題はジェフ・ポーカロになりまして。
「その年ならTOTOとか知らんのちゃうん?」と送ると
親が好きだったので小さい頃から車でよく聞いてましたよ。マイケル・ジャクソンとかスティングもよく流れてました!」

おおう・・・・・年齢差からこうなるとわかっちゃいるのだけれどなんか複雑よね(笑)
オレが小さい頃、家で流れてたのは石原裕次郎でした。
自分がもし、22歳ぐらいで結婚して息子が生まれてたら彼の年齢だもんなあ。

レニー・クラヴィッツの1993年の日本公演を見に行った時、彼はまだ生まれてもなかったと。

でも、そういう人達と演奏出来て話で盛り上がれるっちゅうのんがバンドのええとこですわね。