この日は何も予定のない完全オフ。
とはいえ最後の地域福祉委員の委員会には行かなきゃならなかったけども。

あれから2年か・・・
敬老会のスタッフとして参加したりそれなりに頑張ってきたから
僕としてはとても感慨深い。

先月から地域福祉委員会主導でデイケアセンターの運営が始まり
福祉委員を派遣する側の自治会からは「委員の負担が増えるのではないか」などの
質問などが相次いで、なかなか大変な中での門出になったのだけど
始まってしまえばけっこうどうにでもなる様な気がする。

高齢化が進む社会、特に自分が住んでいるニュータウンはその傾向が顕著で
敬老会の参加資格を持つ人(70歳以上)は1000人を越える。
という事は派遣される委員自体も高齢化が進んでいて、
今期の福祉委員は40代の男性は僕一人だけだった。

本当は自分の世代が率先して運営をしていくのが一番いいんだろうけど
この不景気な昨今、やっぱり収入を得るための仕事を率先せねばならず
その仕事もきっちりと夕方に帰ってこれる様な人はごく一部だけだろう。

これからの日本が抱える縮図、そしてジレンマは
こういう小さな共同体においてもはっきり見えている気がする。

他人の心配を率先して出来るような余裕が全員持てるようになんてなるんだろうか?
僕自身の任期は終えたもののお手伝いできる事はこれからも率先してやっていこうと思う。

こういう問題にじかに触れ、自分の中の問題意識を持てた事が
もしかしたらこの2年の任期の最大の収穫だったのかも知れないなあ。。