今日は恐らく8年ぶりぐらいに神戸市立王子動物園に行ってきました。
動いてるパンダ、に異様なほどの憧れがあった幼年時代の記憶のせいか
日帰りで行けてパンダが見れるこの動物園には、実は一人でもよく行ったものです。

パンダ舎の前で一時間ぐらいぼーっとしてても飽きません。
いつぞや白浜でパンダの双子が生まれた時なんぞは、
ニヤニヤしながら1時間半ぐらい眺めていたので、一緒に行った嫁さんが呆れてました(笑)

王子動物園のパンダは二年前にオスのコウコウが死んでしまって
今はメスのタンタンしかいない事に初めて気づきました。

暑さでイライラしている様子のタンタン。
タンタン

首を小刻みに降りながら「あー、あっついわーしかし」という感じでした。

今回は嫁さんと娘と3人で行ったんですが、本物の動物を見るのは初めての娘。
いつもDVDとかで動物を見るのは大好きなので、今日は本物を見せるのが主目的。
案の定、入園した瞬間からテンションマックスで走り回ってました(笑)

おもしろかったのはライオンとかトラなどの猛獣類を見たら
「こわーい」と後ずさりするのに、シマウマとかキリンなどの草食動物には
一切、そんな事を言わなかった事です。
2歳になったばかりでも、そういう事はやっぱり本能で感じるんでしょうか。
僕個人はエゾヒグマの全身から発する空気が恐ろしかったです。
やっぱり三毛別羆事件(Wikipedia)が頭をよぎるせいなんでしょうか。
暑さでグッタリしてるおっさんみたいな体たらくだったんですが、眼光が「ケモノ」なんですよねえ。

そして王子動物園内にある遊園地。
良い感じで寂れてるのもなかなかの雰囲気なんですけども、名前が

ロボコンですよ。ロボコン。
ロビンちゃんは島田歌穂ですよ。
これだけでなんとも歴史を感じるじゃありませんか。

調べてみると「がんばれ!ロボコン」の放映開始は1974年。
僕が3歳の頃に始まってたみたいで、小さい頃テレビで見てたのを覚えてます。
超合金も持ってたんじゃないかなあ(笑)

神戸市立王子動物園は1951年の開業なので、どちらもけっこうな歴史があるんですね。

広場の隅にあったロボコンのオブジェ。

もともとはこのオブジェ、遊園地の入口にシンボルとして設置されてたそうですが
1999年にアンパンマンが来た際に、こちらに移設されたとの事。
普通、廃棄処分にしたりしそうなんですが、広場の名前として残して
しかもオブジェもこのようにキレイに管理されているのが神戸らしいですね。
異人館とかを残しながら、街のシンボルにしてきたノウハウがこういう所にも生きているのかも。
(そして1999年にロボコンってリメイクされてたそうな・・・・知らなかった!)

こういう寂れた感じの遊園地、といえばやはりゲームコーナー。
箕面温泉スパーガーデンにはアフターバーナーとアウトランが稼働している様に
もしかしたらここにもレトロな稼働筐体が!と思って行ってみるとありました。

SEGA「バーチャロン」がありました。
画面はだいぶ焼けてましたけど、スティックの状態は良さそうでしたね。
さすがに嫁さんと娘を放り出してプレイまではできませんでした(笑)

平日の午前中は本当に人も少なくてゆっくり見れる王子動物園。
休日は駐車場が満車になるぐらい人が来るらしいので、次も平日に行くようにしましょう。

次は4人で来る事になるかなあ。