ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

血統・家柄の歴史、そして今~彦根市長選挙

April 21 2013

ニュースを見ていて思わず笑ってしまったのがこの話題。

薩摩浪士子孫も、批判の現職も落選…彦根市長選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130421-OYT1T00788.htm

以下、本文から引用。

現職と新人計3人が争った滋賀県彦根市長選は21日投開票され、新人で元県議・大久保貴さん(49)(無所属)が初当選した。

選挙戦では、現職が、彦根藩主で大老の井伊直弼(なおすけ)が暗殺された「桜田門外の変」(1860年)を持ち出し、これに加わった薩摩浪士の末裔(まつえい)であるもう一人の新人を「市長にふさわしくない」と攻撃。結果、史実とはゆかりのない大久保さんが新市長に決まった。投票率は41・82%で過去2番目に低かった。

市長選は大久保さんと、通算4回目の当選を目指した現職獅山向洋さん(72)(無所属)、新人で元参院議員秘書有村国知さん(38)(同)が立候補した。

獅山さんは個人演説会などで、浪士末裔の有村さんの出馬を「現代の桜田門外の変だ」と批判。大久保さんに対しても「見解を明らかにすべき」とし、「私が彦根の歴史と伝統を守る」と訴えた。有村さんは「家系は関係ない」とした。

平成の黒船、とか歴史上の出来事を現代に置き換えて語る事はよくありますが
この彦根市の選挙の場合、熱くなってた人達が根こそぎ市民に相手にされなかった点が
なんだかなあという空気を作り出していて面白い。

確か桜田門外の変に加わったのは有村俊斎(後の海江田信義)の弟さんで
有村次左衛門という人だったような。
薩摩からは二人参加したんだけども、結局その弟さんだけしか参加せずに
最後は結局国元に送られて切腹になったはず。

司馬遼太郎の「幕末」にそのお話が書いてありましたね。

井伊直弼を討ち取った家系の子孫だから、彦根市長にはふさわしくない、と。
なんともまあ・・・・・困ったじいさんだなあ・・・(笑)

結局、どっちにも関係がない大久保氏が当選したようで
その大久保氏のコメントがとってもクールで面白い。

初当選が決まった後、大久保さんは「政策と関係ない、全く次元の違う話で、コメントしようと思わない」と距離をおいた。

まったくもってその通りであります(笑)

それにしても大久保、という名前だけでもこの選挙は面白いわけです。
もしこの大久保さんが大久保利通の家系だったら、それこそ精忠組から連なる因縁がw

歴史の事実、ってのは確かに重要ではありますけれど
こんな所に持ち出してくるそのボケっぷりではやっぱ落ちて正解だったかもですね。
下手すりゃこれ、差別発言とも取られかねませんから。

大久保さんにはぜひ頑張っていただきたいですね。
ご当選おめでとうございます。

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