メールチェックをしてると当ブログのメールフォームから届いたメールが。
「2014年6月のブログ記事について」という書き出し。

うわー、なんやろめんどくさそうやなーと思ってよくよく読んでみると
それは例の鳥貴族のパクリか?というエントリーに使った写真を
今夜のテレビニュースで使わせてもらえないか、というテレビ局からのメールでした。

なんぞ動きがあったのかと早速検索してみるとやっぱり提訴に踏み切ったようで。

「鳥貴族」が「鳥二郎」を提訴…類似の看板使用
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150421-OYT1T50067.html

同じビルに出店し、類似した看板などを不当に使っているとして、焼き鳥チェーン「鳥貴族」(大阪市)が、焼き鳥店「鳥二郎」を運営する「秀インターワン」(京都市)を相手取り、6050万円の損害賠償や標章の使用禁止などを求め、大阪地裁に提訴した。

 鳥貴族側は「客が鳥貴族と勘違いして訪れることを意図しており、悪質」と主張。

 秀インターワン側は、21日の第1回口頭弁論で請求棄却を求めた。

そりゃそうだろうなあ、と思いながらも
そのテレビ局からのメールに「別に構わないですよ」と返信したら
「ブログに使った以外の写真とかないですかね・・・」とかなりフランクなお返事が(笑)
番組制作途中ですごい感じの現場なんだろうなあ、と思いつつも
あれ以外の写真もなかったし、すでに高解像度の元写真も破棄した後だったので
その旨をメールしておいた。

以下、再度ニュース記事より引用。

訴状によると、鳥貴族は今年1月現在で全国で387店を運営。秀インターワンは昨年4月以降、大阪、京都両市などに鳥二郎12店を展開し、うち4店は鳥貴族が入るビルにあるとした。

 鳥貴族側は、鳥二郎の看板について、「鳥」の字を崩した図形 や、赤と黄の配色が、全国的に知られている鳥貴族の看板と極めて似ている、と主張。さらに、全品均一の価格表示▽木材を多用した内装▽黒いTシャツにバン ダナ姿の店員の服装――なども同じで、著名なものと類似する表示を禁じた不正競争防止法に違反する、と訴えている。

 また、鳥二郎近くの店舗は売り上げが減少し、鳥貴族で飲食したと思いこんでいる鳥二郎の利用客から、苦情が寄せられることもあるとした。

あれだけ内装なども似てたらそりゃ気づかないままって事もあるわなあ。
結局、鳥二郎には2014年6月に行った以来、一度も行かないままだ。
チキン南蛮もショボかったし、酒を飲まない自分がウーロン茶を切らしてしまうような
居酒屋にわざわざ行く意味がありません(笑)

これって逆に鳥二郎側からしたらタダで宣伝してもらってるようなもので
「どれだけパクリなのか行ってみようぜ」って人も出てくるだろうし、
逆にここまでやってるのは確信犯なんじゃないのかとも思えますな。
いくらなんでも営業停止まで持ち込めるとは思えないし、どうせ和解勧告で終わりそうな予感。
いわばディズニーランドの横でデゼニランド経営するみたいなもんだし
これはなんぞきっちりしたパッケージングを守るための法整備への良い機会なのかもね。
POLISH PILLAR(柱 磨く)←8ビットパソコン世代にしかわからないネタですまん。

ちなみにそのニュース番組は仕事で見ることが出来ませんでした。
もうすぐしたら「どれだけパクリなのかをいち早く写真報道した」という功績が評価されて
ピューリッツァー賞を受賞するかも知れないので心の準備だけしておきます(バカ