去年の2月にはすでにトラブってた我が家のガスコンロですが
ようやく買い換える決心に至りまして、色々と物色していた中で
「こいつあよさそうだ」と思ったパロマのエブリシェフPA-340WA-Rを購入しました。

昨年10月のリンナイさんによる出張点検の際に、すでに三ツ口コンロは諦めてたので
今回は時間をかけて各機種・機能を調べ倒して価格とのバランスを吟味。

定位置に鎮座したPA-340WA-R。ブラックフェイスが新鮮。

定位置に鎮座したPA-340WA-R。ブラックフェイスが新鮮。

過去エントリーでも書いたのだけども、外せなかった機能は
「温度センサーを一時的に解除できる」事。
炒め物などをする際に、センサーが働いて勝手に弱火になったりして欲しくない為で
エントリーモデルでは解除機能が付いてないせいか、この手の不満が多いみたい。

グリル右側のパネル。センサー解除、両コンロのタイマー機能なども搭載。

グリル右側のパネル。センサー解除、両コンロのタイマー機能なども搭載。

ちょいと困ったのが火力調整のスライダーが以前とは逆方向な事。
この8年間、慣れ親しんだものを矯正するのはなかなか辛そう(笑)

中央にあるグリルは両面無水グリルで、こいつも欲しかった機能。
魚をひっくり返す時に、グシャっとやってしまう事もこれでオサラバだ。
スライダーはちゃんと上火、下火別に分かれておりこれはなかなか使い勝手がよさそう。
しかも以前のリンナイ製品と比べて、グリル幅が1.5倍近くになっており、
これだと秋刀魚とかなら一度に4匹は焼けそうで、手間を考えるととても助かります。

グリル左側パネル。こちらには揚げ物油設定、そして炊飯・湯沸のボタンがある。

グリル左側パネル。こちらには揚げ物油設定、そして炊飯・湯沸のボタンがある。

左側のコンロには温度センサーを使った機能が搭載されていて
揚げ物油の温度調節、そして炊飯・湯沸モードが使えるようになっている。

この油温度調節機能は個人的に楽しみにしていたので、ちょいと実験。
ちなみに自分は揚げ物をする際、ステンレスフライパンに油を1.5センチほどの深さにして
裏返しながら調理を進めるスタイルなので、少々イレギュラーな方法。

取扱説明書には「油の量は700mlから1500mlが適量。鍋の形状でも差が出る」と
書かれているのだけども、そんな量の油なんぞ家庭で処理すんの大変だわ。

いつもの様にフライパンをセットして油を入れ、200℃に設定して
ブザーがなった後に専用温度計で油の温度を計測してみた。

油温度は176℃となっていた。

200℃設定での計測結果。油温度は176℃となっていた。

油温度は176℃。揚げ物で30℃近くの差はなかなか調理上、厳しいものがありますな。
センサーが働いている以上、火力を調整しても結局落ち着いちゃうので
あくまで目安程度にしかならない事がこれでわかりました。
でも、安全面という事に関してはこれが当たり前の機能には違いないので
これに不満なら右側のコンロでセンサー解除してマニュアルで使えばそれでOK。

炊飯、湯沸かしモードなどはまた後日試して記事にしようかな、と。

トップもややこしい部品類は一切省かれており、掃除もとても楽そうです。
これだけの機能がついてて、実売が27000円程度ならとてもいい買い物でした。

さーて、明日から楽しみだわー。