昨年、9月のKBSホールで一旦終了した「大人の文化祭」ですが、
さまざまなイベントとコラボして「番外編」として2019/11/10(SUN)に再びKBSホールにて開催される事になりました。

「大人の文化祭」ではBOØWYコピバンのギターとして10回ほどライブをしたのですが、
まさか本物のドラムの方とご一緒出来る日が来るとは・・・・
とはいえ、今回高橋まことさんは別のBOØWYバンドで叩きはるという事でして。

で、今回自分が弾く事になったのはLUNA SEAのコピーバンド。

・・・・・・恥ずかしながら、LUNA SEAって全く曲を知らんかったんです。
10年やって10年休んで、また活動を始めているという事はぼんやり知ってたのですが、曲は全く知らず。
ソロになってからの河村隆一氏の曲はテレビでよく見てたけどもそのイメージだけが強烈で。

今回のセットリストを見てまずはベスト盤を入手。とりあえず聴いてみる事に。

すげえ。ベスト盤なのに1曲も知らん(笑)
とはいえ、演奏する事は決まってるのでコピーの前に音作りを開始したのは今年の春過ぎぐらいからかな。

LUNA SEAはご存じの通り、ツインギターなので自分が担当するのはSUGIZO氏の方に。
ざっと聴いた所、かなり色んな音色を多用する様ですがメインの歪みはシングルコイルっぽい。
あとはU2が好きなんだろうな、と思うディレイの多用っぷり。

そういえば、過去ディレイの話を書いた時にSUGIZO氏の名前が出てたみたい。

ディレイのお話 – KORG SDD-3000フットタイプの入手に悩む

自分が高校生の頃に使ってたMAXONのモジュレーションディレイ、PDM1を今でも使用してはるとか。
確かにあのディレイはかなり変態サウンドを作れたのを覚えています。

唯一わからなかったのはこの「Rosier」の歌に入る直前のサウンドがなんじゃらほい?と。

https://www.youtube.com/watch?v=bmNO9iXfoso

トレモロピッキングしてる際の音色が妙に金属的。
若干ピッチがずれた音も同時に鳴ってる。
って事で、これはきっとリングモジュレータに違いないと。

リングモジュレータ自体はBOSSのME-8(1995年)を使っていた時から存在は知っていて、CTLペダルに可変パラメータを割り当ててたまにギュワンギュワン鳴らしてたもんでした。
ただ、あの時はなんもワケわからずにパラメータなんか見てなかったんですが、今回改めてじっくりと取り組んでみる事に。

幸い、SUGIZO氏はBOSSのGT-10を小さい会場などで使ってたらしく、本人がGT-10をイジる動画もYouTubeで見つけました。

しかし、この動画でのSUGIZO氏。なんと柔らかいお人柄だ事。

この動画で鳴らしてた歪みの音、そしてリングモジュレータの音を盛大にパク、いや参考にさせて頂きまして。
自分が今までやってきたジャンルではまず使わない音だけにとても勉強になりました。
音が出来たら、後は曲を身体に叩き込む作業。

いよいよ後1回のリハーサルを経て、11/10の本番になります。

色んな情報を調べたり動画を見たりする事によって各LUNA SEAメンバーの人柄に触れる事も増えたのですが、
なんといいますか、とっても真面目な人達なんだなという事が伝わってきます。
年齢的にも自分の1学年上の先輩になるのかな?
この年齢になってバンド活動を続けて行く事の楽しさやしんどさがわかるだけに、今でもメンバーチェンジなしで続けておられるというのは心からすごいなと思いました。

あと、SUGIZOさんは天一ラーメンが好きな様で(笑)

きっといい人に違いない(笑)