ここ最近、週末は演奏の機会を頂けてるので本当にありがたい限り。
コロナ禍になってからは一体どうなる事かと思いましたが、新しい事にトライしつつ経験を積める機会があるのは幸せだ。

エレキの現在

金曜日はスペース・ジオンでのエレキでの演奏。
ここ最近はサンバーストの方のストラトがメンテナンスの為に引退中なので赤ストラトのみ。
赤い方はボディをザグる&ロックペグに交換、というメンテナンスをして今に至ります。

木工 ― 愛用ギターを自らザグったその果てに見える景色とは?

これでリアピックアップだけ妙にデカくて歪んでしまう、という事がなくなったのだけど
そのリアピックアップ(シングルサイズハムバッカー)でのクリーントーンが最近は使い勝手あるなあと。
シングルコイルでのクリーントーンはリアポジションやとキンキンし過ぎるし細すぎなので、めったに使うことがなかったんですが、ボディをザグったおかげでピックアップの高さを下げれたのが非常に良い結果を産みまして。

良い感じで丸く、そしてガッツのある音色が出よるんです。
演奏している曲が50’s~60’sなので、録音された物は意図的に歪ませてるというよりは「結果的に割れてしもた」という録音が多いんですが、それに近い感覚の音色が出てくれます。
当時ストラトキャスターをメインで使ってたロッカーといえば、バディ・ホリーが真っ先に頭に浮かびますが、確かにペランペランの音色ではありますね(笑)

カール・パーキンスやレス・ポールなどは当時P-90がメインギターに積まれてたし、グレッチはちょうとディアルモンドからフィルタートロンへの過渡期。
PAFを積んだES-335が出てくるのは1958年なので、やっぱりストラトのシングルよりは出力が大きいピックアップが使われてたのが多いんやろねえ。
チャック・ベリーの「メイベリーン」のイントロはなんとも特徴ある音ですが、あれはやっぱりPAFの音ではない気がする。
1955年の曲なのでまだあのES-355は手にしてないはずだし。

なので、しばらくは赤い方を50’s~60’s演奏時のメインに使ってもうちょい突き詰めてみようかと。
ソロの際にEQだけでブーストしたりするのもいいかも、

サンバーストの方は、ネック交換、そして今積んでるテキサス・スペシャルを全交換する予定。
こっちはリンディ・フレーリンのピックアップに全て交換して、ゴリゴリのシングル機に仕立てて差別化を図るんじゃい。

アコギの現状

土曜日はもはや定例、GEKOの南森町Shot Bar Tideでの演奏。
本日はマスターSHADY氏のお誕生月なので、ちょっとした趣向もありーのな一日。

相変わらずのゴチャっとしたセッティングではありますが、最近はここからのライブ配信は止めてます。
おっさん2人によるライブ配信を垂れ流してても、限界があるなというのが最近の2人の見解w

中央に見えるミキサー、ZOOM L-8から待機場所にあるパソコンに送ってそちらでマルチ録音してます。
ミキサー本体にSDカードが挿せるのですが、そっちはまだ試せてません。
それを持って帰って、まずはプレイバックを聞いてミックスダウン。
そしてミックスダウンしたものを撮影した映像とシンクロさせるというなんとも面倒くさい事をしてます(笑)

家でギター差し替えなんぞはしてないので、一応は純然なライブレコーディングなはず。
(咳払いとかマイクに入ってしまってるのは除去はしているw)

もうアコギに関しては上を見ると本当にキリがないので、もはや好みで判断するしかないのですが
今のとこは自分の好きな音を出せてる気がします。
ブリッジピエゾを止めて、貼りピエゾにしたおかげかボディヒットもネイルアタックもちゃんと拾ってくれてます。
たまーにネックレスがボディに当たる音も入ってしまうんですが、それがうまくリズムにハマる事もあり(笑)

ただ、エレキの方のペグをゴトーのロックペグに替えたせいか、このアコギのペグの甘さが気になる・・・
ルックス重視のオープンバックのペグが付いてるんですが、コイツ、チューニング下げる際に下がらんかったりしよるんですよね(笑)

近いうちにこのアコギのペグもゴトーさんに変わってる気が致します。
あと、エレガットの登場も間近。
文化庁さんからの助成金、ようやく審査がおりましたが故。

そして、こんな御時世の中、両方に足を運んでくれはる皆様には本当に感謝ですね。
これからも色々と頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。