ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

ワンダフル・ワールド~今になって気づいた歌詞の意味

March 24 2013

今日は友人の結婚式に出かけていました。
旧個人サイトからずっとこのブログを読み続けている人にはおなじみの
「SHADY」と呼ばれたあの男がなんと結婚式をしたのであります。

イベント仕事で佐賀県を除くN○T西日本管轄の都道府県を一緒に飛び回り
昼間は馬鹿話をしながら一生懸命仕事をして、
アフターは楽しすぎる夜、シリアスな夜、そして個人行動のあやしい夜など
語り尽くす事はほぼ不可能な楽しい想い出があって
そんな「相方」とも呼べる男が、結婚式の主役になるなんて感無量なわけで。

「兄さん、なんか歌って下さいよ」って事で、ギター抱えて出向いたんですけど
色々と探したあげく選んだのはサム・クックの「ワンダフル・ワールド」

http://www.youtube.com/watch?v=UZq_3jnpgcI

この曲は1960年にサムがリリースした曲で、歌詞もサム自身が書いている。
自分の学生時代の事を歌ったと思われるラブソングで歌詞は以下。

Don’t know much about history,
Don’t know much biology.
Don’t know much about a science book,
don’t know much about the french I took.
But I do know that I love you,
and I know that if you love me, too,
what a wonderful world this would be.

Don’t know much about geography,
don’t know much trigonometry.
Don’t know much about algebra,
don’t know what s slide rule is for.
But I know that one and one is two,
and if this one could be with you,
what a wonderful world this would be.

I don’t claim to be an ‘A’ student,
but I’m tryin’ to be.
For maybe by being an ‘A’-student, baby,
I can win your love for me.

Don’t know much about history,
don’t know much biology.
Don’t know much about a science book,
don’t know much about the french I took.
But I do know that I love you,
and I know that if you love me, too,
what a wonderful world this would be.

歴史のことなんかよく知らない
生物学もよくわからない
科学の本のこともわからないし
専攻したフランス語のことなんかもわからない
でも、君を愛していることは知ってるさ
君も僕を愛しているなら
どんなに素敵な世界になるだろう

地理のことなんかよく知らない
三角法なんかよくわからない
代数学のことなんかわからないし
計算尺を何に使うのかも知らない
でも、1+1が2だってことは知ってるさ
その1が君だったなら
どんなに素敵な世界になるだろう

優等生にして欲しいなんて言うつもりはないけれど
でも、そうなろうと頑張っているんだ
もしかしたら、優等生になれば
君への愛を勝ち取ることができると思ってさ

歴史のことなんかよく知らない
生物学なんかよく知らない
科学の本のことなんかよく知らない
専攻したフランス語のことなんかよく知らない
でも、君を愛していることは知ってるさ
君も僕を愛してくれるなら
どんなに素敵な世界になるだろう

この曲を聴いた時は「なんて可愛らしいラヴソングなんだろう」と、
脳天気なアホ学生の歌なんだろうなあ、と思ってました。
今回、結婚式で歌うことになって改めて読み返してみて、ふと思った事があります。

それは、サムが黒人でしかも公民権運動などにも積極に参加していたという事実と
当時にしては珍しかった自らの音楽出版社とレコード会社を持っていたという事。

サム自身のこの生き方からこの歌詞が出てきたという事は恐らく
この曲の主人公は黒人で、彼が恋している女の子は白人だったのではないか?と
いう事にふと気づいたわけです。

マルコムXの例からもわかるように1960年代のアメリカは
有能な黒人を毛嫌いするような風潮がとても強かったそうです。

「もし優等生になれたら君の愛を勝ち取れるんじゃないかなって」

この部分にサムの人類への相互理解へのメッセージが込められている気がしますねえ。

何度も何度も聴いた曲でも、
こうしてふと違った見方が出来るのが人生のおもしろい所です。

最後に、SHADYおめでとう!そして式に呼んでくれてありがとう!
つたない演奏と歌やったけど記念のセレモニーに参加できて嬉しく思います。

そして、がんばって優等生になって彼女の愛を勝ち取っておくんなさい(笑)

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