昨年、電撃的に配信されたBeatles Bootleg Recordings 1963。
これはEUにおける著作権保護期間が50年から70年に延長される事に関連して
あわててリリースされたという噂がありましたが、
それならこれ毎年出るんちゃいますのん?というのがビートルズ音源マニアの中では
もっぱらの噂でした。

http://beatlesdata.info/blog/news/211/

しかし、もし著作権切れ対策のためなら2014年内に
1964年の録音物がリリースされてもおかしくないはずなんですが
その手の告知は一切されておらず、どうやらこのままこのリリースはない模様。
1963が言うほど売れなかったので、もう海賊盤が合法化されてもええわって事かな。

1964年の録音物といえば3rdアルバム「ア・ハード・デイズ・ナイト」と
4thアルバム「ビートルズ・フォー・セール」の2枚。
http://beatlesdata.info/chronological/1964.html
このあたりのアウトテイクはアンソロジー1にけっこう収録されてましたから
アップルもお金を取るレベルのリリース物を用意出来ないという判断なのかも。

でも、もしこのまま著作権がフリーになってしまう事になるなら
それこそ本当の「ブートレグ」がいっぱい売り出される事になるのかも知れません。

そうなったらそうなったで当方は嬉しい事に違いはないのですけどもw

ビートルズのCDに関してはユニバーサルになってからは
ジャケット違い、高音質CD、しかし中身は2009年リマスターというものを
日本独自の企画で売り出したりしてなかなか根性悪い商売をしております。

リッケンバッカーのジョンレノンモデルも山野楽器になってからは
アホみたいに値段が上がってますので、これはもうおっさんからゼニを搾り取るという
ビジネスモデルの王道を歩んでる気がしますね。

「ライブ・アット・ハリウッドボウル」とかちゃんとCDで出せばいいのになあ。