本日は嫁さんが仕事のため、もともと子守予定だったのだけども
娘が「水族館でイルカ!」を連呼するものだから、嫁さんがお弁当を持たせてくれた。
4歳と2歳を連れて初めての遠出と相成ったわけです。
3人で近場に行く事はあっても、車で1時間以上の遠出をするのは初めて。
案の定、下のチビはジュニアシートにくくりつけた(シートベルト)瞬間、
「外せ!」と号泣しておりましたが、イルカが見れる~♪と鼻歌の長女は
カワイイ弟が泣き叫ぶのをガン無視。
そして、運転してるのでどうしようもない自分もガン無視。

20分もすれば泣き疲れたのかそのまま眠りに落ちた様子。

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幸いにも晴天に恵まれた本日。須磨海岸に到着したのは13時過ぎでした。
前もって調べておいたイルカショーは14時から。
まずは水族館内に入って、お弁当を食べる事にする。

4歳とはいえさすがは女性。お母さんが今日はいない、というのは肌で感じてるのか
まあ、これがとてもよく弟の面倒を見てくれるのです。
ベビーカーの日よけの心配、「お水飲んだ?」という水分補給の心配、
そして「お父さん、そっちじゃない、こっち!」と寝不足でボケてる父親の引率、と
まさに大活躍の長女。(去年1度来ただけなのによく覚えているのがすげえ)
あと5年もしたらどうなるのか末恐ろしくなってしまいました。

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さすがは日曜日、超満員のイルカショー。
去年の7月の台風襲来時に来た時とは大違いの会場の熱気でした。

イルカショーを見終わったら併設されている簡易遊園地での乗り物ラッシュ。
この手の簡易遊園地は乗り放題パスみたいなものがなくて、
すべてワンタイム精算なので、おっそろしく高くつくのが難点w
「あ、あと2回だからな!」みたいな制限かけないととめどなくマニー散在の目に・・
しかし、意外に下のチビがまだこの手の乗り物に興味がないようで
ぼーっとお姉ちゃんが乗ってはしゃいでるのを見てるだけなのでした。

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16時ぐらいになると、さすがに館内のお客さんも減り始めるので
「そろそろ帰ろうぜ」とここを出る事にした。
一旦車に戻ってベビーカーなどを置いてから、海岸に移動。

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海開きはまだですが、数人泳いでる人はいました。

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素足になって波と戯れる4歳。
ああ、あと年齢が20歳ぐらいプラスされた他人だったら、なんて思っちゃいませんよ。
というか、今まで生きてきてカップルで海に行った事たったの一度もねえんだなこれが。

クロックス履いてた長男はそのまま海の中に突入していくのでは、と思ってましたが
意外に水は怖い様子で、何度誘っても首を左右にフルフルしながら
砂でずっと山を盛ってはりました。
無限大の砂場、という認識だったようです。

ここで30分ぐらい遊んで帰路へ。
日曜の阪神高速神戸線(大阪向き)は渋滞するのが当たり前。
はしゃぎまくったせいか二人とも爆睡しておりました。

名神高速入った辺りで長男覚醒。
寝起きの気分にやっぱりシートベルトが気に入らないようで
「いたいいたいいたい!」と泣き叫んでおりましたが、長女は爆睡のままガン無視。
自分も運転中なのでガン無視。

そしていきなり大雨が。
良い天気の下で遊べたのはとてもラッキーだった、という事ですな。

家に帰ってから気づきました。今日が父の日だったって事に。
えーと、一番自分が疲れた気がしますけど、ま、これも今のうちだけかいね。

P.S.深イイお話 at イルカショー

イルカショーを見ていた時、左後ろにいた5歳ぐらいの男の子とおじいちゃんの会話。

男の子「イルカさん、こんな狭い所であんな事しないとご飯もらえないの?」という
子供らしい疑問に、このじいちゃんはこう答えた。

「人間だってみんな芸をしなきゃご飯食べれないよ。
 それと広ければいいってもんちゃうんやで泳ぐ所は。」

な、なんて深い答え・・甘いも酸いもかみ分けて生きてきた男が放つ一言じゃないか。
そうだよな。みんなそれぞれ芸をしてお金もらってるんだよな。
そして「自由というのは制限があってこそ心地良い場合もある」という含みを
持たせた一言を付け加える辺りがもうカッコ良すぎて、思わず振り返っちまいました。

そのおじいちゃん、北方謙三氏に似た感じのシブい人でした。
恐らくこの男の子が高校生ぐらいになって、悩みをこのおじいちゃんに相談したら
どんな悩みでも「とりあえずソープに行け」で済ませるようになるのかも知れない。