仕事中、過去に嫁さんと行った沖縄旅行でハブとマングースの戦いが
見れんかった事をふと思い出してしまった。

昔、戦いの場だったであろうコロシアム的な所で
映像を見せられて終わり(しかも外にはなにも書いてなかった)という
なーんか損したなオイ、みたいな気持ちがすごく大きかったんである。

これも動物愛護の精神から来たものなのかなあ、と思って
次に意識が飛んだのは高知県の闘犬。

Screenshot of www.tosa.or.jp
土佐闘犬センターという所があるみたいで、ここではまだ見れるみたいですね。

ただ闘犬自体は県によってはすでに禁止されてる所も出てきてるようで、東京都、神奈川県、富山県、石川県、北海道は闘犬取締条例ですでに禁止されており、アメリカに至っては全州で完全に禁止されてるみたいで、重犯罪として扱われてる様子。

さすがはアメリカ、こういう部分での一致団結力はすごいものがある。

そうなると次に意識が飛ぶのはやっぱりスペイン。
スペインと言えばマタドール・レッドのマントをひらひらさせて
牛とのガチンコバトルを行う、あの競技。
一昔前ならばマタドール(闘牛士)は英雄として扱われた、というぐらいの
いわばスペインの国技みたいなもんなんですが・・・・・・

なんと今ではすでにテレビ中継もすべて無くなっており
スペイン本土にあるカタルーニャ自治州では闘牛禁止条例が可決されたそうです。

カタルーニャ自治州、闘牛禁止へ スペイン本土では初
2010年07月29日 09:11 発信地:バルセロナ/スペイン

スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の議会は28日、闘牛を2012年1月1日から禁じる条例を賛成68、反対55、棄権9で可決した。

可決の瞬間、議場には歓声が沸き起こった。闘牛は1991年にスペイン領カナリア諸島(Canary Islands)で禁止されているが、スペイン本土で禁止されるのは初めて。

動物愛護団体は、他州もこれに追随するよう求めている。

闘牛はスペインの国技とも言われ、闘牛士は英雄のように扱われてきた。だが近年は、若者を中心に、闘牛人気が急速な衰えを見せている。2007年のある世論調査では、国民の4人に3人が、闘牛には興味がないと回答した。

同州では人気の低下が特に顕著で、州都バルセロナ(Barcelona)で稼働している唯一の闘牛場における前年のシーズンチケット保有者数は数百人程度。首都マドリード(Madrid)最大の闘牛場における2万人を大きく下回った。

同州は、独自の言語と文化を持ち、スペインからの独立を求める声も多い。闘牛禁止条例は表向きは動物愛護のためとしているが、独自のアイデンティティーを強調する狙いがあるとの見方もある。

すでに若者に対しての求心力がなくなっている、というのにもびっくりです。
これも世の流れなんでしょうかねえ。

皆さんはどう思われますか?

と少しイケハヤっぽく今日の記事を終わってみる。

http://www.youtube.com/watch?v=MpeCF4jngYE