なんとも久しぶりにLINEで話した音楽仲間の愚痴を聞きながら
この前ブログに書いたテーマととても合致しててなんともやるせなかったという日。

嫉妬 ― 思わず出てきた感情にふっと気がついた事

新しい事を誰かとしようとすると、古い先輩がすねました、ってやつですな。
面倒くさいにもほどがあるし、まさかあの人がなあという気持ちも大きい。

バンドに関わらず、なんでも団体でやるってのは人間がそこに入り乱れてるし、それぞれの考え方があるにしてもだ。
その枠から飛びだして何かをしようとする場合に、なんでいちいちその他人の事で機嫌を損ねなきゃならんのか。

過去、一緒にやってた人間が自分以上に活躍してる、しかもそれが後輩であるのならば諸手を挙げて喜んでたいよね。
もしその人ともう二度と会わないような別れ方をしたのであれば、もう記憶からもその場所からもただ消え去ればいいだけなのではと自分は思う。
自分が思うほど他人は自分を必要とはしていないし半年もすりゃ忘れるもんだ。
替わりの人間なんてよほどの事でないと大抵は見つかるもんだからね。
もし自分が替わりの効かない存在になりたければ、とことんまで自分と向き合うべきで他人の動向なんぞ気にしてるヒマなんかない。
そんな事すら長く生きてきて分からないってのは余りにも残念過ぎる。

仕事仲間であれ、それが例えお客さんであれそこに集まる人達の自由を奪おうとするなどもってのほか。
年を重ねるとそれが己への評価だと自分で認めたくなくなっちゃうのかもしれないね。
自分も年を取ったらそんな時が来るんだろうか、とそれが一番怖い。

でも、そこでやるべき事ってのは他人の自由や気持ちを無理矢理抱え込む事ではなくて「じゃあ自分は一人になっても何が出来るか」って事を徹底的に模索する事だと思うんやけどなあ。

Rock’n Roll is a Loser Game.
いつまでも続くものなんてないし死ぬ時は誰もがベッドで一人だ。

もういい加減ね。覚悟しようよ本当に。