久しぶりに歯医者に行ったという事をブログに書いたのだけれど
スケジュールの都合上、夜勤明けに抜歯、そしてライブという
なんかもう大丈夫かお前、みたいな日程になってしまいまして
仕方なく歯医者に行ってまいりました。

例の可愛い女医さんに会える、という事が寝不足うんぬんなどを
すっ飛ばしてくれるかと思ってたんですけども
数日前から下の歯よりも、上の親不知の方が尋常じゃない痛みになってきて
もともと下の歯を抜く予定だったのを、急遽親不知の方に替えてもらいました。

「センセ、やっぱ今日2本抜くってのは無理ですよね?」
「連続で抜くのは無理ですねー。負担かかりますし」

いや、センセまだ若いよオレ、連発もOKだぜとか
そんなしょうもない事を言ってるヒマもなく上の歯に麻酔開始。

完全に穴が開いて、神経が露出している状況なので
麻酔があんまり効かないかも、という説明を受けてたんですけども
この時は「そんなわけあるかいな。パッと抜いてそれでしまいや」と
まだまだ余裕だったんですけどもね。

プレ麻酔が済んでしばらくして注射麻酔を施される。
そして抜きにかかるんですけども、ヒヤッとするあの独特の痛みが・・

「センセ、ストップ!」
「あ、まだ痛いですか。じゃあ麻酔足しますね。」

麻酔追加で注射して、またしばらく放置。
そして抜きにかかるもまたもや痛みが。

「す、ストップ・・・」
「あれ、まだ痛いですか。うーん」

おい、「うーん」ってなんや?と相手が男なら絶対に言うんですけども
若い女性を前にしたおっさんの悲しさか、ここでは押し黙ることしか出来ない。
「美人は何をやっても許される」のである。

と、ここで別の先生が登場。
ちょっと遠くのほうでなんやらヒソヒソ話を・・・
予期せぬ展開にとっても心配になったんですけども、漏れてくる会話の内容は
「麻酔する場所・・・・ちょっと凹んだ所に・・・・」
という感じの会話。

なるほど。わからなくなって助けを求めたってことか。

ここでその男の先生が注射を持って迫ってくる。
さっきまで何度も麻酔したところとは全く別のアプローチ(上顎の裏あたり)で
注射針をグイグイとブッ刺して来る。

これがまた痛い。
あまりの痛さに顔を歪めていると「あー、痛いですよねー。ごめんなさい。」と
棒読みでとりあえず謝ってくれるこの先生。

その後、なぜか再び女医さんが器具を持って抜きにかかりましたが
この時は全く痛くなくて、すんなりと親不知は抜けました。

見せてもらうと、こりゃあもうひどいグロさ。
脳天気にブログになんてアップすると、Googleセーフサーチに規制されそうな予感。

とはいえ、これであの嫌な痛みの半分は減ったわけで一安心。

帰ってそのまま布団に潜り込んで就寝。
3時間ほど眠った後、姫路に向かいました。

残りの下の歯は来週の土曜日に抜歯する事になりましたとさ。

なんか色々大丈夫なんかあ、ほんまに。心配だわ。