このブログには記録が残っておりませんが、15年程前、光回線関連のイベントで西日本を飛び回ってた事がありまして。
そらもうN○T西日本管轄の佐賀県と島根県以外の全ての県に行きました。
沖縄も最初に行ったのが実はこの仕事が初めてでした(笑)

その時のチームはもう解散してそれぞれみんな別の仕事に就いてるのですが、その時の仕事仲間(このブログでもSHADY氏として何度も登場している)が南森町で「Tide」というショットバーをやっております。

そこにはちょくちょく顔を出していたのですが、先月お邪魔した時にふと「ここでライブってやった事ある?」と聞いたのがきっかけであっという間にライブをやる事が決まりまして。

心斎橋と南森町の夜は更けていく

アコギとボーカルのみのユニットで、地元大阪のどこかホームグラウンドになりえる所、を探していたタイミングと合致したんです。
集客とかチャージバックとかそういう事もなく、ただ店の隅でBGMとして演奏させてくれ、と。
出る代わりにタダ酒を飲ませろ、とかそんなんもいらないと(そもそもこのユニットは二人とも飲めない。故にユニット名が「GEKO」になった。もちろん語源は下戸。)

「いいっすよー」という事でまず考えなければならなかったのは機材の事。
もちろん音響設備があるわけもなく、自前で持ち込まなきゃならない。
と、幸いちょい前のギターアンプ買い換え騒動の時に「使えるかな?」と買ったパワードモニターがありまして。

音楽仲間の中では「…大丈夫なんか?」という評価が多いクラシックプロの製品ですけども、このCP10MPを買ったきっかけというのはエレキギター→GT-8のプリアンプで作ってる音をこのモニター通してそのままPAに送ったらどうなるか、という事を試すために買ったんですな。
で、結局その後にDV MARKのJAZZ(12インチ)というギターアンプを購入したのでその用途では使わなくなったんですが、機材持込みの際にもしかしたら自分用のモニタースピーカーが足らない時もあるかな、とそのまま手放さずに置いてたんです。

それを今回、メイン出力用のスピーカーにしてみよう、って事で。
小さな店でのライブであればメインスピーカーとしては使えるだろう、と。
ただ、このモニタースピーカー、取っ手もなにもありませんので持ち運びしづらい(笑)
なので、旅行用のスーツケースベルトを購入して巻いてみたら見た目もなんとなくロックというか手作り感がw

で、VoのShinさんがエフェクト付きのミキサーを購入。

MACKIEといえばミキサーメーカーの中ではとても評判が良いところ。
今回の目的に関してはマイク×2、ギター×1(いずれShinさんもギターを弾くかも、なのでプラス1)の4チャンネルあれば充分でした。
そして、リバーブがかかればそれで良い、というのが最低条件。

このMIXシリーズは4年前に発売されたもので5,8,12チャンネルのモデルがあります。
が、エフェクトが搭載されているのは12チャンネルのモデルMIX12FXのみ。
「ちょっとチャンネル余分かな・・・」とも思たんですけども、もしかしたらこの先何が増えるかわかりませんので、これにしときましょう、と。
ただしエフェクトが内蔵されているせいかAUXの送りがない、のがモニターを増設する際に欠点、ですかね。
でも、そんな規模のライヴするのであればきっとメインスピーカーとかもっとデカいのいりますわね(笑)

あとは各自持ってるもんをかき集めてセッティングしたのがこちら。

リハーサルの時点では実質2割ぐらいの音量しか出してなかったんですが、それでも充分でした。
意外にこのミキサー、がっつりとEQが利くのに驚きましたわ。

19:30からの3ステージぐらいかな、と予定してたんですが結局は5ステージ+セッション大会というノリになりまして(笑)
初回にしては成功やったんじゃないかな、と思います。
あの全国を飛び回ったチームのみんなも集まってくれて、ちょっとした同窓会になったのが楽しかった。

リクエストもたっくさん頂きましたが、もちろんそれを即座に対応出来るわけはなく「次回」って事に。
幸い近隣からの苦情もなかったみたいでホッとしました。
その次回は8/17(SAT)に決定致しました。
この場所でずっと定期的に続けていければなあ、と願っております。

基本ミュージックチャージなし(お店のチャージは300円)の投げ銭制度は続けていきますのでお気軽に遊びに来てくださいまし!