前回の続き。

東行 ― 初めてマイカーで東京へ向かいました

目覚めたら朝7時。いつもよりぐっすり眠れたのはきっと疲れていたからでしょう(笑)
部屋に持ち込んでいたギターを出して、本日演奏する曲を軽くおさらい。
出発時間は8時20分って事なので、すこし時間があるので朝食を調達しにいく。

ホテルの1Fはココスが併設されていて、しかも24時間営業。
そこを覗いてみると朝食バイキングがあったので、そこで朝食を食べることにした。
・・・・ほんの7時間ほど前に食べて寝ただけなのに、何故に腹が減るのか不思議だ。。

8時20分になったので同乗メンバーと共に会場である恵比寿ガーデンプレイス方面に向かう。
東京の街を初めて車で走って思ったのは、なんと坂道が多いのかという事。
大阪で生まれ育ったもんですから、都会は平地であるという感覚がなんとなくあるんですな。

家康が江戸入りしてから利根川の流れを無理矢理変えたり、坂を都市機能の区画分けにすべく整備したそうで。
そういえば、東京には「~~坂」という地名がたくさんあるもんなあ。
RCサクセションの「多摩蘭坂」という名曲もあるし、そういえば大久保利通が暗殺された紀尾井坂ってのも、紀州徳川、尾張徳川、井伊家の屋敷が近くにあったのでその頭文字を並べたというのが由来だそうで。

こういう面白そうな本も出ているみたいだし、読んでみてもおもろいかも。

会場は恵比寿ガーデンプレイス横のact squareというレストラン。

今回、大阪からの荷物を減らす為に、ギターアンプは古賀和憲氏所有のこのBUDDA Superdrive 18 IIというアンプをお借りしました。
初めてこのアンプを触りましたが、なんともヌケの良いサウンドで弾いててとても気持ち良かったです。
Middleを思い切りあげてるのは、とても気持ちの良い所が持ち上がってくれるから(笑)
大好きなアンプの一つであるYAMAHAのF100に近い感覚で音を出す事が出来ました。
このアンプだけで歪ませたりしてみたかったけども、時間がなくて断念。

久々のFAUN TIMEでの演奏は、なんというか「ああ、落ち着くなあ」と(笑)。
そりゃもう20年以上はこのバンドに所属してるわけですから。
「ファミリー」って表現は好きじゃないけども、言うなれば「里帰り」みたいなもんなのかな。
自分の帰れる場所がある、というのはプレイヤーとして幸せやと思うし、またそれに向けて自己を高めなきゃなと思いました。
チームはお互い助け合って何かを作る、ではなくて、そのチームの為に全力で努力出来るのかというスタンスはずっと守っていきたいです。
それがどこのチームであっても、ね。

イベントが終わって荷物を積み込んで出発したのが16時30分。
さすがは首都、すでに道路は渋滞していてノロノロとしか動かん。
Sax、堂地氏が東京で絶対に立ち寄るというオススメのラーメン屋「びぎ屋」の熱い熱いプレゼンを聞きながらも、今回は立ち寄る時間はない・・・
なんやかんやと道をリルートしながらも、結局東名川崎ICから高速道路に乗る事に成功。

昨日と同じく、ここらへんは車線規制による渋滞が続く。

足柄SAに着いたのは19時30分。
ここで他のメンバーは食事タイム。自分は再度カレーパン一つ(笑)

掛川PAに着いたのが21時30分。
帰りはけっこうトイレだけとかで色々立ち寄った気がするけど、全ての写真を撮ってないのは飽きてきたからだと思う(笑)
カーナビの走行記録には残ってるとは思いますけどもねw

全ての同乗メンバーを送り届けた後、地元のすき家に入ったのが3時半ぐらい。
一度も眠くならずにここまで帰って来れた。
新東名ルートは箱根あたりがちょっと走りにくいけど、後は広くてとても走りやすかった。
長野の行き帰りの中央道でのアップダウンが続いたのに比べると雲泥の差。

家に帰って部屋のデスクに座ったのは4時30分。
結局、行きも帰りもきっちり12時間かかったって事か(笑)

ただ一つ、残念だったのは富士山の近くを走る際、行き帰り共に夜だったって事かなあ。
なんか3日ぐらいかけて東京まで下道で行くのも楽しそうやな、と思えた旅でした。
色んなもんを買い食いしながらね(笑)

またこんな機会がありますよーに!