BOØWYのコピバンライブが間近なので、ここ最近は音楽スタジオに行くことが増えた。
ここ最近は、ライブ当日会場でのリハーサルだけというのがほとんどなので
こんなに頻繁にスタジオに入るのは実はけっこう久しぶりだったり。

前回、前々回の練習は京都四条大宮のスタジオ246だったのだれど
今日の日曜日は246が詰まっていたために、ワタナベ楽器京都本店のスタジオへ。
246とは違い、店構えもビル自体も歴史を感じる風情で
このインターホン、そして書いてる注意書きがなんとも言えませんでした(笑)

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もう何年使われてないんだろう・・・
ま、機材もそれなりな感じでしたけれども。
なぜか新旧のジャズコーラスが並んでいる、というあまり見かけない光景(笑)

調べてみればワタナベ楽器京都本店の創業は昭和22年とか!
このスタジオがその頃からあったわけではないのでしょうけど、
なんというか楽器の置き方とかが、ああ昔からあるお店なんだろうなあ、って。
いい意味でとても大雑把なんですよね。

学生時代に一生懸命コピった曲を、久しぶりのスタジオで弾いていると
なんだかとても懐かしい匂いがしますね。
今回のバンドは僕とVoだけが同い年で、リズム隊は若い子なんですけれども
音を出すとそんな事はあんまり気にならなかったり。
彼らは彼らで現在、別のバンドで活動もしていますから経験も技術もありますので
練習自体はとてもスムースに進み、後は本番を迎えるだけとなりました。

高校の頃、オールナイトスタジオにあこがれて
何バンドか集まってお金を出し合ってみんなで入りに行ったりしました。
女の子のバンドはみんな親に「勉強のための合宿」と嘘をついて家から出てきたり。
まだ携帯電話なんてマンガの中にしかなかった時代ですからねえ。
スタジオのスタッフから見たら、みんなすごく幼く見えたんだろうなあ、と
今の年齢になってみて改めて思います。
朝方にはもうみんな疲れ果てて、スタジオの床で眠りこけてたりしてましたけど(笑)

世代が変わっても子ども達の間で繰り広げられる光景ってのは変わんなかったりするのかな。
この古いスタジオの中にいるとそんな事をふと考えてしまいました。

さ、後はステージでハジけるのみ。
結成してから初めてのライヴ、みんなが楽しめたらいいなと思っています。