ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

検証 ― 14歳の時に聴いた音楽が現在の音楽の好みを形成するらしい

February 20 2018

なかなか興味深い話がTwitterで話題になっていました。
「大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている」という記事です。

http://fnmnl.tv/2018/02/19/47697

1960年~2000年のBillboardのチャートを調査し、それを年齢別の選曲ランキングと照らし合わせて分析。男性の場合は13~16歳の間にリリースされた曲が、大人になってからの音楽の好みに大きな影響を与えるとのこと。平均すると、男性の最も好きな曲は、14歳の時にリリースされた曲であることが多いそうだ。

女性の場合は男性より少し早い。11~14歳の時に聞いた音楽の影響が大きく、平均13歳の時にリリースされた曲が最も好きな音楽になるという。女性のほうが男性より幼少期に受ける影響が大きいらしく、好みを形成する年は思春期の終わりと重なることが明らかになった

14歳といえば中2ですな。自分は1985年という事になります。早速検証してみましょ。

まずは洋楽、Billboardの1985年の年間チャートから上位20位までを抜粋。

  1. Careless Whisper – Wham!
  2. Like a Virgin – Madonna
  3. Wake Me Up Before You Go-Go – Wham!
  4. I Want to Know What Love Is – Foreigner
  5. I Feel for You – Chaka Khan
  6. Out of Touch – Daryl Hall and John Oates
  7. Everybody Wants to Rule the World – Tears For Fears
  8. Money for Nothing – Dire Straits
  9. Crazy for You – Madonna
  10. Take On Me – A-Ha
  11. Everytime You Go Away – Paul Young
  12. Easy Lover – Phil Collins and Philip Bailey
  13. Can’t Fight This Feeling – REO Speedwagon
  14. We Built This City – Starship
  15. The Power of Love – Huey Lewis and The News
  16. Don’t You (Forget About Me) – Simple Minds
  17. Cherish – Kool and The Gang
  18. St. Elmos Fire (Man In Motion) – John Parr
  19. The Heat Is On – Glenn Frey
  20. We Are the World – U.S.A. For Africa

うわあ、確かに知らん曲は1曲もないぐらいの濃厚さであります(笑)
しかし、個人的に洋楽はこの頃からユーロ系の曲が増えてきて正直付いていくのがしんどくなってきた想い出が。
ちょうどポール・マッカートニーの「ヤァ!ブロード・ストリート(1984年)」をきっかけにビートルズを1枚ずつ聴きだしてたのもこの頃。

では邦楽の方を。1985年の年間チャートはこちら。

  1. ジュリアに傷心/チェッカーズ
  2. ミ・アモーレ/中森明菜
  3. 恋におちて/小林明子
  4. Romanticが止まらない/C-C-B
  5. あの娘とスキャンダル/チェッカーズ
  6. 飾りじゃないのよ涙は/中森明菜
  7. SAND BEIGE/中森明菜
  8. 俺たちのロカビリーナイト/チェッカーズ
  9. 悲しみにさよなら/安全地帯
  10. 天使のウィンク/松田聖子
  11. 卒業/菊池桃子
  12. あなたを・もっと・知りたくて/薬師丸ひろ子
  13. 翼の折れたエンジェル/中村あゆみ
  14. スターダスト・メモリー/小泉今日子
  15. ふたりの夏物語/杉山清貴&オメガトライブ
  16. 今だから/松任谷由実・小田和正・財津和夫
  17. バイバイマイラブ/サザンオールスターズ
  18. ふられ気分でROCK’N ROLL/TOM CAT
  19. ボーイの季節/松田聖子
  20. 赤い鳥逃げた/中森明菜

中森明菜、強し!年間チャートに4曲をエントリーさせてるぐらいだから勢いあったんでしょな。
しかし個人的には「SAND BEIGE」「赤い鳥逃げた」はどんな曲かも思い出せません。
「あなたを・もっと・知りたくて」「スターダスト・メモリー」「今だから」もどんな曲か全く知りませぬ。
という事は、1985年当時は邦楽系のチャートはそないに興味がなかったのかも。

チャートには表れないムーブメントといえば、あのバンドブームもちょうどこの頃だったはず。
BOØWYは「BOØWY(BERLIN)」のリリースが1985年で、The Blue Heartsも1985年結成の1987年デビュー組。
尾崎豊の「回帰線」、ハウンドドッグの「ff」が1985年ですからEPIC SONY系の快進撃前夜ですな。
しかし、当時はまだこれらの「邦楽ロック」を耳にはしてなかったはず。
BOØWYも「BEAT EMOTION(1986)」から聴き始めた遅咲きのファンでしたから(笑)

とはいえ「今の音楽の好みを形成」っていうのとはちょいと違う気も。

記事ではRadioheadの”Creep”が例として挙げられた。1993年にリリースされた”Creep”は38歳の男性の最も聞く音楽ランキングで164位。年齢が10歳前後すると”Creep”はトップ300にもランクインしなくなる。また、1987年にリリースされたThe Cureの”Just Like Heaven”が再生数ランキングで最も上位にくるのは41歳の女性のチャート。これは彼女たちが11歳のときにリリースされた曲である。

という事は、これはただ単にSpotifyで再生されている曲の年代別の統計にしか過ぎんのでは。
おっさんおばはんになると無性に昔が懐かしくなるもんですわね。
その時に「一番何も考えんでよかった」14歳の想い出に浸りたいからその時の音楽の再生数が多いって事なんじゃないでしょうか。

個人的な音楽的な好みって事で洋楽チャートを見るとWham!やホール&オーツは確かによく聴いていたので、そっからブルー・アイド・ソウル系~アイズレー・ブラザーズが好きになった流れは自分でも納得。
その下地があったからこそ後にモータウンやスタックスをすんなり聴けたんでしょうし。
ビートルズも聴きまくってたからこそ、チャック・ベリーやリトル・リチャードなどもすんなり受け入れたって事か。

1枚聴いたのがきっかけでそっからどう飛び火するかわからん、ってのが「音楽の好み」ってもんですが、下地が14歳の時に聴いてたもので形成されるのかも、ってのはなんとなく納得出来る気もしますね。

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