チャイムが鳴るまでの1時間、一心不乱にプラモにチャレンジするこの企画も14時間目。
前回までの経緯はこちら。

造形授業13時間目 ― カラーパーツの組み合わせに驚愕する

前回、頭部以外のパーツは全て組み上げて「ラスト・シューティング」ポーズまで
取らせて「ウム!」と言うてたわけですが、いよいよ頭部パーツ。
昔の300円キットは前後貼り合わせて、あとはお前がキレイに塗れや、という男前な造り。
それこそ顔の塗り分けに極細の面相筆買ってきて真剣にやってたもんです。

さて、現在のHGキットは一体どんな事になってんのかと見てみると・・・

まず切り取れと、指定されたのがこのパーツである。
正直、一体どこの何やねんと叫びたくなるようなこの小ささ。
ヘタすると自分の部屋の床に落ちてるゴミよりも小さい(違

そして、このキットにはシールが付属していた。ザクもモノアイはシールでしたが・・・

なるほど。左のシールは目の部分にあたる所。
しかしここにはキットで唯一黄色のクリアパーツが使われており
「クリアパーツを生かしたいのであればその隣の銀のシールをさっきの赤いのに貼れ」と。

もうスマホのカメラではこれ以上寄れないぐらいの小ささである。
久しぶりにピンセットと縫い針を使ってシールを貼りましたワイ。
もうね、ちゃんと貼れてるのかどうかすらワカランのです。
老いたな父上。時すでに遅いのだがな
ああ、そうだ。いつか組もうと箱を積んでる親父さん達、さっさと組んだ方がいい。
特にガンダム系は。定年後にゆっくりとか無理だぞ1/144は。パーツが見えない。

この銀のシールを貼った上にクリアパーツを取り付ける。

恐らくこのパーツがこのキットの中で一番小さくで時間がかかった。
なんせ、上か下か向きすら肉眼ではわからんのですよ。

そんなおっさん達のためにタミヤはこんなツールを出しているそうで。

さすがはタミヤ。いや、か、かわねーよ。まだだ!まだ終わらんよ!!!(視力が)

さて、このなんのこっちゃかわからんパーツにもう一つ貼り付けてみると。

なるほど。ガンダムの顔っぽくなってきたわ。

これに頭部の前後パーツを貼り合わせる。ここは合わせ目が出るのでセメント処理。

おお!なるほどな。こうやって出来上がるのか!
前頭部、そして、後頭部にある赤いシールを貼り込むのにもとても時間がかかった。
なんせピンセットでも中に放り込めない。
爪楊枝の先にふんわりとくっつけて無理矢理ねじ込んだ。

そして、頭部アンテナとおでこの赤いパーツを組み込んで・・

人差し指の爪ぐらいのデカさしかない1/144ガンダムの頭部。
しかし、ここまでの物を商品化する金型技術は素晴らしいものがありますな。。
なんのこっちゃかわからんもんからこうしてきっちりガンダムの頭になるんやもんね。

ここまでできっちりと45分が経過。今までで一番時間がかかりました・・・
前回までに組んだ胴体部分にこの頭を取り付けて、後はやっぱりシールド優先。
そこでチャイムが鳴って1時間終了。

というわけでガンダム、大地(机)に立ちました。
あとはハイパーバズーカやビームサーベルなどの武器類、
そして、合わせ目消した後にスミ入れと激落ちくんでのつや消し加工ですな。

それにしても、昔のキットとは大違いのプロポーションと可動域の凄さやねえ。。