ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

最新マッサージチェアに触れた日

November 30 2012

気がついたら起きてから24時間経ってるじゃねーか、というのは
一人自営業を営む戦士達にはよくある話。

「あー、しんどー」と思いながらの午前8時の帰り道、
ふと信号待ちの交差点の右側を見ると、スーパー銭湯が。
「朝風呂、8時より営業中!」と書かれたノボリに誘われる様に入店。

気温5℃の中での露天風呂やサウナ、そしてジェットバスなどで
全身骨抜きにされた後、こうなったら整体でもやっちまうかと思ったけども
まだ時間が早くて整体のおねえちゃん達は出勤していなかった。
決しておねえちゃんじゃなかったから拒否したのではない。誰もいなかったんだ。本当だ。

風呂あがりドリンクに瓶のフルーツ牛乳が置いてない事に
若干失望を覚えながらも、奥の自動販売機コーナーに歩を進める。

そこにはマッサージチェアが3つ鎮座していた。
左から順番に15分間の値段が100円、200円、300円。
この値段設定の差は恐らくチェア自体の機能差だろうと、直感的に思い
ついさっきまで、整体のおねえちゃんに30分4500円を払おうとしていた僕は
迷うことなく300円の椅子に座った。
決していつも一番高い椅子に座っているわけではない。気が大きくなってたんだ。本当だ。

そこにあったのはこの機種。

[browsershot url=”http://panasonic.jp/realpro/design/” width=”530″]

パナソニックのEP-MA70。価格.comでも堂々の1位機種だ。
普段100円の背中しかゴリゴリしない機種しか使わない僕にとって
フットレストまである機種とのバトルは初。

「ほほう。ここに座るのだな。」と足を固定して、全自動ボタンを押す。
そこでよく腕の辺りを見ると、肘掛けがカニのハサミの様になっている。

「これはもしかして・・・・・」

そう、腕もこの中に挟むのである。
完全に腕も足も固定されるのだ。
若干Mっ気もない事はない自分にとっては手も足も固定、というシチュには
すこしだけ頬が染まる思いである。

音声アナウンスが「マッサージを開始します」と僕に告げる。
足が手がぎゅうううと締め付けられて、この快楽椅子は動き出す。
背もたれが後ろに倒れていく。
椅子にそういう機能がついているんだろう、人肌程度に温められているのがニクイ。

・・・・・まさか足があんな方向に曲がるなんて・・・・!

音声アナウンスが告げる。
「痛くありませんか?ボタンで調節してください。」

腕も固定されてるのにどうやって・・・・と思ったけど
こいつはあれか。そういう事か。出来ないとわかってて聞いてくる理不尽な女王様なのか。

15分間のプレイの後、固定されていた椅子から開放された。
この虚脱感・・・これはまさにアレだ。アレの後だ。

家に帰って即座に眠りに落ちたのは言うまでもない。

とまあ、恐らく寝てないせいでこんなアホな妄想をしてたわけですけれども
最新のマッサージチェアってスゴイですわ。
腕全体をほぐすとか、よくもここまで考えれるもんです。

音声アナウンスをSDカードで好きなmp3に差し替えたりする機能が追加されたら
まあ、いろいろとねえ・・・・・フフフフ。

絶対そんな機能は追加されないでしょうけどね。

それが単体でどう機能するのかを知る事の必要性

November 28 2012

昨日のリハーサル中、バンドメンバーから
「クリーンのカッティングの音、あのアタック効いたやつ。そんな音ないん?」
と聞かれた。

基本的にクリーンサウンドには何もエフェクトを乗せない事が多いのだけど
そういえばああいう音もあったほうがいいなあ、と思った。
アタックといえば、やっぱコンプレッサーかなと思ってさっそくチャレンジ。

GT-8内にはコンプレッサーが二種類入っていて
片方の方はパラメーター多すぎてなんやわけがわからない。
もう一つの方は昔のダイナコンプよろしく、「アタック」と「サスティーン」だけ。

おそらく、どっちもつまみを上げればどっちも強調されるんだろう、と思って
アタックを極端にあげてサスティンをゼロに近い状態に。
バンドで音を出してみるといまいち抜けが悪い。
カッティングだからサスティンいらんのとちゃうんけ、と思ったけど
そう単純なもんでもないようである。

とりあえずその日はどっちも40/100ぐらいのセッティングにして本番を迎える。
このなんというのか、強弱のつけようのなさがコンプなんだろうなと思いました。
確かに一定のパターンを刻み続けるには、こういう風に均一化された方がいいし
妙にポコポコいうてるアタックも「音色の一つ」になるんだろう、とある程度納得。

なんせ、単体ではコンプレッサーって買った事がなかったり。
今まで自分がやってきたジャンルでは、まずいらなかったもんなので。

家に帰ってから、やっぱこのままじゃよくねえよなと思って
久々にBOSSのコンパクトエフェクターのサイトを覗いてみた。

すると今ではこんなサイトがあるんですなあ。
[browsershot url=”http://www.roland.co.jp/BOSS/flash/what.html” width=”530″]

コンパクトエフェクターの設定と音色がざっと確認できたりします。
自分が子供の頃は楽器屋で試奏させてもらうしかなかったんだけども
さすがはネット時代、便利になったものです。

というか、歪系だけでも今はこんな種類があるんだねえ。
どれもこれもオーバードライブかディストーションと、イコライザで作れそうなもんだけど
専用機って事で音作りも楽になるんだろうね。

確かブルース・ドライバーが出た頃ぐらいまでは単体でコンパクトを使ってたけど
それ以降はずっとマルチエフェクターを使用しているので
ここまでの種類が出てるなんてまったく興味がなかったんですわね(笑)

サイトでひと通りの音を聴いてみた所、BC-2 Combo Driveと
FBM-1 Bassmanが自分の好みの音でした。
やっぱりスタックよりもコンボアンプが好きなのは変わんないようです。

マルチ・エフェクターを買ったものの使い方がわからない、という相談をよくされますが
それを買う前にまず、「単体でどんなものか」を知っておく必要は絶対にあります。
ディレイの後にオーヴァードライブ→コンプとかとんでもねえ接続順の方もいますし
逆にこれを読んで「へ?」と思っているレベルではマルチを買ったら後悔しか残らんです。

僕はマルチ・エフェクターを人に説明する時、小学校の時に教わった「色」の事を
いつも思い出してしまいます。

小学5年の頃、放課後課外活動になんぞ参加しなければいけないという事になり
自分はまったく絵が下手なのですが、美術クラブに入りました。
当時24色入りの絵の具とか持ってたら、なんか偉くなったような気がしてたので
それを持って出席すると、先生は

「パレットには白・黒・赤・黄・青の5色だけ出して後は仕舞っておけ」

と言うじゃないですか。
いやいやいや、オレのビリジアンがセルリアン・ブルーがとか言うて
これに抗おうとしたら、先生は優しい笑顔で

「あのね。世の中の色は全部この5色で出来てるの。用意された物を使うんじゃなくて
自分で色を見つけ出す努力をしなさい。この5色から自分の色を見つけるんよ。」

僕はこの日から、まず好きな色(上記5色以外)を絵の具から出して
その色に近づけるためだけに5色をブレンドする作業のみを続けました。
ここに参加した1年間、ほぼ絵を描いた記憶がありません。

マルチ・エフェクターと単体エフェクターの関係もこれと同じ事やと思います。
何と何が混ざればこの色になる、という事が直感的にわからなければ
あらゆる色を自分のスタイルで使いこなせるわけがありません。

そういえば音に色という漢字を足せば「音色」になりますね。

あの時、仕方なく入った課外活動で出会った先生。
もう名前も顔も忘れてしまったけれども、この言葉を僕に教えてくれた事は
今まで生きてきた人生のあらゆる場面で、自分に勇気を与えてくれているのです。

 

マナーとモラル~写真や動画、そんな事について

November 25 2012

Youtubeが登場し、MixiやFacebook、Twitterなどが広まり
またデジカメやスマートフォンの普及により
誰もが簡単に写真や動画を共有できる時代になってきています。

だからこそ問われるのが個人のマナー、そしてモラルでしょう。

僕は月に数日、ギタリストとしてステージに立って演奏の仕事をしていますが
演奏中にバシャバシャとフラッシュを焚いて写真を撮影する輩が
たまにいる事にとても驚く事があります。

そりゃあ手元に簡単に撮影できる機械があるんだから、撮影したくなるのもわかりますが
こちらは撮影される為にステージに上がっているわけではありません。
第一優先の仕事としてやらなければいけないのは「演奏」ですから
エフェクトのバンク確認、左手のポジション確認などを両目を使って行うわけです。
その目をつぶす行為を「自分の想い出」のためだけに平気で行える大人がいるのが
とても信じられないわけです。
もし仕事中に目の前でビカビカとフラッシュ焚かれたら、あんたどう思うねんって事ですよ。
はっきり申しまして「邪魔すんなコラ」としか思えません。
こっちは遊びでヘラヘラやっとるわけではなく、仕事として真剣にやってるわけですから。
僕はこういう部分の許容能力は極端に低いので、申し訳ないですが思い切り顔に出ます。

それならせめてフラッシュを切る、という操作ぐらいしてほしいもんですが
こういう場でカメラを取り出せる様なモラルしか持ち合わせてない連中に
正直、それは無理というもんです。馬の耳に念仏、ですわね。

そしてアップ写真が欲しいのか、カメラの液晶画面を見ながら
周りを見ずにフラフラとステージに近づいてくる人。
もうね、ピックとかギター投げつけたろうかと思いますよ正直。

昔、こういう光景を見たことがあります。

デジカメの液晶画面を見ながら、フラフラとステージに近づいてきた人が
フロアで踊っていた人に激突、そしてカメラはフロアに落ちて見事に破損。
ドリンクを運んでる従業員にぶつかり、カメラは落ちて破損、
そして落ちたドリンクが他のお客さんの服にかかり、コップは割れて
演奏を楽しんでもらうような雰囲気ではなくなった事もあります。

これ、誰が原因でしょうかね。
ていうか、明らかに迷惑行為ですわ。たった一人の馬鹿のせいで雰囲気まで悪くされてさ。
そんな光景、正直ステージから見たくないんですこっちは。
それならもうライフル銃みたいなレンズ持ち込んで、最後方から撮影しろやと。

オフステージなら全然構わないんですよ。こっちも休憩中ですから。
フラッシュだろうがなんだろうが、ガンガンやってくれて。

そして、最近とみに多いのが無断アップロードという行為。
写真や動画を撮影したら、大事に「自分の想い出」としてとっておけばいいものを
そこに写ってる人に無断でアップロードして公開する人が増える一方なんですね。

僕は昔からこの行為については、そのアップロードした本人が判明している場合は
直接抗議して削除してもらう事を徹底しています。

演奏している動画は特にそうなんですけども
自分が納得したクオリティでないと、勝手に公開してほしくないのが本音。
なぜならば、こちとらそれで仕事をしているわけですから
色々な状況が重なって、たまたま出来の悪かった時の演奏動画を
他人に見られて判断されるのは、とても不本意な事なのですよ。

演奏中の写真だって同じ事。
それを含めた成果物としてお金をもらう以上、すべて自分で管理したいというのは
1円でもギャラをもらっている限り、ごく当たり前の話です。

今まで述べてきた事は、そんなに難しい事ではありません。
「人に迷惑をかけるな、そして、本人に承諾をもらえ。」
たったこれだけの事なんですけどね。

自分が真剣に仕事をしている時に置き換えて、同じ事をやられたらどう思うのか。

世の中、便利になったからといって礼節まで簡素化してしまったら
一人の人間として、一人の大人として終わってしまうやないですか。

 

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