ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

伊丹空港、その現在と昔に触れて

September 25 2012

先日、伊丹スカイパークに行って来ました。

あまり天気は良くなかったのだけど、2歳の娘と身重の妻を連れて行ったので
強い日差しがなかった分、過ごしやすかったです。

ミリヲタとしての延長線上で飛行機そのものが好きな僕と
若い頃の留学経験でロスにいた頃、寂しくなると空港で飛行機を眺めてたという妻との間に
生まれた娘だからか、1歳あたりからすでに飛行機好き全開。

JALを「あっかー(赤色)」ANAを「ぶー(ブルー。なぜか英語)」と大きく分類し
一番好きなのはヘリコプターというちょっと大丈夫なのか、という好み。
世間を賑わせているオスプレイなんぞ見たら踊りだすかもしれません。

今まで飛行機を見に行く際は、伊丹空港のデッキから眺めていたのですが
友人がこの場所を教えてくれた事もあって初めて来てみたのです。
滑走路の真横にここまで大きな公園があるのも珍しいのではないでしょうか。
離発着ポイントをフルカバー出来る程の広い公園で、遊具も充実してました。

なんにせよこんな近くでボーイング787のランディングが見れるのは大興奮です。
カメラを構えたおじ様達もたくさんいて、写真撮りまくってました。
夜は21時まで公園は開放されており、おそらくロマンチックに飛行機を眺める
カップルがたくさんいるのでしょうね(笑)

ミリヲタとしては、昭和14年に開港されたというこの空港に想いをはせる。
空襲が激化した昭和20年頃には、爆撃機迎撃用の鍾馗や飛燕などが
この空港に駐屯してたそうです。
ゆっくりと飛んでくるボーイングが、僕の妄想の中で一式陸攻に変換されます。

家に帰ってから当時の写真がないものか、と検索してみるとこのサイトを発見。

昔の伊丹空港
http://warheads.s5.xrea.com/tetsuro/itami/01.html
のっけからのDC-68に感動しました。

さすがに戦時中の写真はなかったものの、連合軍に接収されて
ITAMI AIR BASEだった頃の写真などがあり、複雑な歴史の上で成り立っている事を実感。

橋下さんはこの伊丹空港をなくす、という事を一時言いまくってましたが
ここまで地域との共存が進んだ空港を本当になくすつもりなんでしょうか。
飛行機乗ったり見るためにあんなクソ遠い関空まで行くのは正直不便ですよね。

うちのチビにとっても思い出の場所になるであろうこの伊丹空港。
願わくば、このまま存続してほしいものです。

「ロック」という言葉の魔力の被害者

September 22 2012

おととい、TogetterにてまとめられていたこのTweet。
「ロック人生とは?」〜ある中年バンドマンの苦渋の選択〜
http://togetter.com/li/375792

つぶやいた本人さんによるまとめで、あの「黄色い人」のキュレーションにも
目に止まったようでけっこう読んだ人も多いだろうと思います。

個人的にはこの方と同年代で、バンドを続ける難しさもよくわかるし
身体を壊す事でバンド活動に暗雲が立ち込めるさまもよくわかる。

しかし僕と根本的に違うのは
「ロック」という言葉に幻想を抱いてしまっていた、という事なのかも知れません。
まとめのタイトルや終盤のツイートに出てくる 「ロックとは生き様」という
そういう捉え方はもはや僕はしていないのです。

僕は昔から何度もブログやツイートでも発言してきたけど
なぜ、たかが「音楽ジャンルのラベル」に過ぎない「ロック」という言葉に
精神性が付随するのだろう、と昔から疑問に思っている。

○○な生き方、という言葉と共に使われるのは「パンク」も同じだけど
以前書いたシド・ヴィシャスについてのエントリーでも触れている通り
ロック・ビジネスはほぼ誰かの手によって演出されており
ステージや耳にする音でリスナー側が作り上げた幻想にすぎないと思うのだ。

革ジャン、リーゼントで客に悪態つきながら適当に演奏していたビートルズに
スーツを着せて、毎回同じセットリスト、そして曲の最後にお辞儀をさせた
ブライアン・エプスタインという存在や
ビートルズの優等生に対する不良というイメージを創りあげて
「君の妹がストーンズのメンバーと付き合うのを許せるか?」と
キャンペーンを展開したアンドリュー・オールダムという存在。
エルヴィス・プレスリーにだってパーカー大佐がいたし、
もっと遡ると「ロック・アラウンド・ザ・クロック」だって、今でいうところの
「映画とのタイアップ」だ。

いつの時代もロックミュージックは「メディア」を利用して
その偶像の歴史を創りあげてきたのである。

やりたいように、好きなようにやってメインストリームに踊りでたような
バンドなんて、多分ひとつもない。
みんな「これは売れるのか」「金になるのか」という事をメンバー本人、
もしくはそばにいた誰かが一生懸命やった結果なのだ。
おそらく殆どの人が「ロックじゃない」と嫌悪するものと常に背中合わせなのだ。

「好き勝手に自由にやるのがロックな生き方」だというならば
同じ構成、同じ動き、同じ所で火を吐く、というパッケージングショーを
やり続けたキッスはじゃあロックな生き方ではないのだろうか?

そもそも「ロックな生き方」というのはなんだ?という話になってくるけど
これすらもただの幻想な気がする。
お金が絡む以上、誰かに評価されずして仕事にはならないのだから
目の前のユーザーの事を考えずしては成り立たない。

まとめを作った人は、おそらく「ロック」という言葉の魔力の被害者だと思う。
たかが音楽、たかがバンド活動に生き方をリンクさせる必要なんてないのだ。
何をして食ってようが、ステージの上や音源で輝いていればそれでいいはずなのだ。

僕はロックという音楽に魅せられた内の一人であることは間違いないし、
世間が言うところの「年甲斐もなく」バンド活動を続けている一人だけれど
何かと何かを天秤に載せて迷うような思考はない。
かといって「生き様」なんてたいそうなものでもない。
ゴルフや釣りと同じく、生活の中のただの1シーンに過ぎないのだ。

そしておそらく、これからの日本の音楽業界も
幻想こみのパッケージングではお金が取れなくなっていくような気がする。
「お金の事を言うと夢が壊れる」というユーザー教育をしてきた業界のツケが
じわりじわりと業界自らの首を締めているように見えるからだ。

ローリング・ストーンズはIt’s Only Rock’nRoll,But I Like it
(たかがロックンロールじゃねえか。でもオレはそいつが好きなんだ)と歌った。
この言葉は今になっても輝きを失ってはいない。
こんなにシンプルな言葉なのに深いのだ。

そしてモット・ザ・フープルが歌った

Rock’n’roll’s a loser’s game
It mesmerises and I can’t explain

という言葉もある。

たかが音楽、そんな思いを活動側、そしてユーザー側みんなが持てば
「就職・結婚かバンド活動か」なんてまったくくだらない選択はなくなると思うんだけどね。

ロックという漠然としたもの。それがたとえ幻想だとしても
だからこそ我々は魅了されたはず。
そこに現実をリンクさせて、自分を追い込むような事は何か違う気がしています。

iPhone5発売~テザリングについてふと思う。

September 20 2012

ちょうど入院中にiPhone5の発表があったために
ようやく情報をざっとだけど確認。

[browsershot url=”http://www.apple.com/jp/iphone/” width=”530″]

個人的にはiPhoneを所持した事もなく、あんまり興味がない。
それより100GB超のiPod Touchが出るのか、
それか300GBぐらいのiPod Classicが出るのか、それともなくなるのか
それにしかAppleのデバイスには興味が持てないというのが本音。

そもそも「全部持ち出せる」ってキャッチコピーじゃなかったかiPod。
もうすでに全部持ち出せないほどの音楽ファイルがPC内に蓄積されて
外出先で「あ。あれ聞きたい」と思っても、同期チェック外してて
iPod内に入っていない、という事が多発しているのだ。

手持ちのCDをすべてロスレスで所持したい、という人も増えているはずだが
どうも最近Appleは音楽方面には手薄な気がしている。
iTunesの「勝手にジャンルを日本語に書き換え」も未だ修正されずに
オンオフ機能すら付けない、というのにもなんだかなあ、と思っているのですが。

で、au版で先行して発表された「テザリング対応」。
ソフトバンクも結局テザリングに対応になったんだけれども
これって・・・・・そんなに騒がれるような事なんだろうか。
わざわざ外でテザリングして、他の端末をネット接続するような人なんて
限りなくマイノリティな気がせんでもない。
おそらく、iPhone5をこれから手にするであろう半数以上の人が、
テザリング機能っていうものを知らなくても全然問題ないと思うんだけれど・・・

電脳販促物制作をしている友達の中でも
普段からカバンにノートPCなどを入れてる人は意外に少ない。
「スマホで十分ですやん」という言葉をよく耳にする度に
「そりゃそうか。外でまでPC触りたくはないわな」と納得してしまうのである。

僕個人としてはテザリングはあれば便利な人種ではあるものの
iPhoneでなければならない、という理由は全くない。
携帯電話(スマートフォン)に求めるものは、

  • 通話品質
  • 性格上、荒っぽい扱いしか出来ないので丈夫である事
  • 上記に続き、防水である事
  • Edy、SuicaユーザーなのでFelica対応
  • ワンセグは不要

というものなので現在のIS11CAはまさにぴったりのデバイス。
カタログ上、テザリングは非対応だけどアプリでショートカット作るだけで
テザリング利用も可能。(今のところISフラット内で料金は収まっている)

今回のiPhone5も目の前を通りすぎていくんだろうけど
Appleは「全部持ち出せる」というあの言葉を早く思い出してほしいものだ。

128GBのiPod Touchが早く登場するのを心待ちにしている。

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