ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

影響 ― ハムバッカー、歪んだオープンコード

March 20 2017

本日は京都グリースにてRock-a Beat Syndicateのライブでした。
先日の「Little Scarface Festa」を見てからの初めてのステージ。

まーやっぱり人間が単純なんですかね。
少し前まではなんとなく「使ってはいけない」的に思ってた、リアピックアップの音がとても恋しくなりまして(笑)

歪んだ音でガッシャーンと鳴らすオープンDコードの響き。
MODSなら「Under the Gun」あたりのあのソリッドな音ですかね。
あとはやっぱりThe Clashのミック・ジョーンズかな。

MODSとCLASH聴いてると「あれ、これってw」って思う事めっちゃ多いですけども
まあ、それはパクリではなくて「影響」と認識しております(笑)

ガッツリとブリッジミュートしてのダウンピッキングが心地よい。
チャック・ベリー師匠が亡くなった、って事もあって手持ちの曲を出し切ったりしましたがやっぱり好きなものは好き、やねんなと再認識。

とはいえ、それがバンドアンサンブルを壊したり雰囲気を壊すのはよくないですわね。
そんな事を考えてると「あ、そうか。堂々とそれをやれる場所があればよいのか」という思考に行き着くわけで。

その為には色々とやるべき事がたくさん。
それに向かってさまざまな事をクリアしなくては。
昔、あれだけ他人に打ちのめされて「もう二度とやらない」と決めた事を再度やってみようかなって思えるようになりました。

変わっていくのは世界や自分の環境だけではなく自分の気持ちもしかり。
それに悲しんだり途方に暮れてる時間は恐らくそんなに残されてはいない、よなあ。
自分からそれを整理していく時期に来ているのかもしれないし、
それをする事によってまた同じ目に合うのかも知れないけど、
それはそれでいいのかもしれない。
その為の方法の選択肢が多いのもこのネット時代に生きてるメリットですしね。

天寿 ― チャック・ベリー師匠、永眠する

March 19 2017

チャック・ベリー師匠が90才で永眠致しました。
死因は自然死という事で、まずは本当にお疲れ様と言いたい気持ちです。

このブログでも以前、傍若無人というテーマで師匠の事を書いた事がありましたが、ニューアルバムを作る予定まであったって事は限りなく現場にいようとしてたのでしょう。

87歳にして未だ現役!チャック・ベリー師匠の傍若無人ライブ

彼の功績はギタリストとしてもあの複音フレーズ、そして様々なリフを考えついただけでもすごいですが、やっぱり「詩人」としての功績の方が今に繋がる音楽シーンには大きいと思います。

あの白人と黒人で聴いてる音楽が違ってた時代に、
黒人でありながら自分で歌詞を書いて曲を作り白人層にアピール出来たって事が
後に続いた人達にとって一番の偉業でした。

ギターを弾いてる人間からすると、どんな曲を弾いても彼がやった事の影響は絶対に出てきますけどね(笑)
それこそ1弦と2弦同時に弾くだけで「それはワシが考えたんだ!ゼニよこせ!」と言われかねないレベルではあります。

でも、もしあのブリティッシュ・インヴェイション時代にビートルズなどのイギリス勢が、彼らの曲を取り上げなかったらと考えたりもします。

マスコミなど大人達が一丸となってロックンロールを締めだした後、1957年-1960年にかけてのいわゆる「ロックンロールの悲劇」(エルヴィス徴兵、チャックベリー逮捕、バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、エディ・コクラン死亡など)以降はそれこそ不遇の時代だったはず。

チャック師匠が釈放された1963年にちょうどビートルズがデビューしてるわけですから因縁めいた物を感じずにはいられません。
そして、意外にもアメリカのチャートで1位を取ったのはたった1曲、
1972年の「マイ・ディンガリン」というあまり知られてない曲なんですわね(笑)
しかも自作曲ではないのもご愛敬(オリジナルは1952年、デイヴ・バーソロミュー)

内容もまたお下品ないわゆる「チンコソング」で日本で言えば「金太の大冒険」的な曲。
(素晴らしい訳詞はこちらで

こんな曲が1位を取ってしまうのがアメリカという国のすごいとこなんだよなあ(笑)

師匠はチャートからの評価というよりは「スタイルの創始」、まさにそれにつきますね。
映画「ヘイル・ヘイル・ロックンロール」でキース(リチャーズ)に
「おっさん、てめえが死んでも音は永遠に残るんだぜ?だからちゃんとしろよ」と
言われて「ワシが死ぬもんか」って言い返してた師匠もさすがに寿命には勝てず。

空の上でジョン・レノンに「ユー・キャント・キャッチ・ミー」のゼニを請求してそうです。

安らかに!・・・・っていうても無駄やろなあ師匠には(笑)

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